2月に入って早々
大変な事件が起こりましたね!
皆さんもご存知の通り
中国産や韓国産アサリを
「熊本県産」として流通させていた
アサリの産地偽装です。
この大きな事件は
マスコミなど大々的に報道してました。
そもそも、国の食品表示制度を悪用して
産地をすり替えていた事件です。
アサリを二か所以上で育てた場合
その生育期間が長い場所を
原産地として表示するという制度ですが
中国産や韓国産あさりの
生育期間を短く改ざんし
「熊本県産」として出荷、流通。
もう何年も前から、
常態化していたようです。
※
実は日本国内のアサリの漁獲量は
年々減少しているのです。
都道府県別では圧倒的に
「愛知県」が多く、
次に「北海道」、「福岡県」ですね。
熊本県は五番目くらいの漁獲量です。
これは他県のアサリまで
調べられてしまいそうですね・・・
※
私の友人が勤めてる
首都圏のスーパーなどに
活貝など貝類を販売している会社では
この数日間はまったく連絡が取れないほど
バタバタしていたようで
今日やっと連絡が取れました。
この記事を書いている2/6は日曜日ですが
今後の対応について
会議を重ねているようです。
この会社のアサリは不幸な事に
問題となった「熊本産」と
謳われていたものが主でした。
当然の事ながら
取引業者からは「産地証明書」を貰ってます。
気の毒としか言いようがありません。
今回の件を受け
首都圏のスーパーさんはすぐに
中国産と表示を改めたようですが
今後、中国産では注文が来ないだろうと
かなりの危機感を持っています。
※
過去にも、産地偽装や
賞味期限の改ざんなど
いろいろ事件はありましたが
ことごとく発覚しています。
特に水産物はこの数年
海水温の上昇などが理由で
漁獲量が年々減り続けています。
なんとか頑張って欲しいところです。
生鮮品のみならず
加工品の取り扱いなど
バランスの取れた商売を
期待したいですね。