売上に効くコラム

値上げラッシュ

昨年からの原油価格も大きく上昇し
電気・ガスなどのインフラ価格も
値上がりしています。

マスコミの報道でもありますように
パンやマーガリン、牛肉、食用油なども
昨年末から今年3月にかけて
各食品メーカーの値上げラッシュが続いてますね。

新型コロナウィルス感染拡大や
中国内需要の拡大などが
直接的に影響を与えています。

食品を製造するにも
輸入原料や揚げ油
包装資材などの高騰で
各メーカーは四苦八苦しています。

ある食品加工メーカーは
昨年段階的に値上げを行いましたが
これ以上の値上げは難しく
最終的には「ステルス値上げ」に踏み切りました。

ステルス値上げは一時凌ぎ的な要素もあります。
これ以上の原材料の高騰が続くと
例えば市販品などは見栄えの問題もあり
商品規格を見直さないと駄目になります。

ある貿易会社の情報ですが
アメリカからの輸入牛肉など
バイデン政権のコロナ手当が厚く
工場や物流の行員さんが戻ってこないとか。

中国行きの輸出が多く
コンテナ不足もあり
また原油高で
日本へのコンテナ船物流費が
とんでもない事になっていて
なかなか大変のようです。

アメリカはもとより
中国やタイなども
コロナ感染拡大による工員不足で
商品供給もストップしているようですよ。

輸入原料、輸入製品頼みの日本は
今後どうなっていくんでしょうか・・・

日本国内製造の食品加工メーカーも
海外輸出のみならず
内需拡大に向けても動き始めています。

何を、どこに、
どのように販売していくのか。

戦略と戦術をはっきりさせていかないと
取引先の仕入担当者には刺さりません。

是非この機会に
相談のご一報を頂きたいと思っています。