営業マンの不満の一つに
「評価基準の曖昧さ」があります。
本来は営業ですから
成績表があって然るべきですが
実は、ないところも少なくありません。
では、どのようにして
トップは評価しているのか・・・
ある会社では、この点、非常に曖昧で
「単純に頑張ってる」という感覚だけで
評価していました。
挙げ句「社歴が長いから」というだけで
優遇された面もあるようです。
40歳代のベテラン営業マンは
成績も悪く、あげく新規開拓もまったく。
誰が見ても「サボっている」社員でしたが
トップは「長く勤めているから」と黙認していたようです。
また、こういう社員ほど
無駄に自己評価が高く
会社にとっても必要な人材と勘違いしていました。
当然ながら、若い営業マンからは不満もあり
酒の席では会社の悪口オンパレードだったようです。
トップが社員を評価する時。
とくに営業は評価基準を設定するのはある意味簡単です。
客観的感覚ではなく、営業成績という事実をもとに評価しなければ
営業マンは納得せず、いずれは会社から離れていくのではないかと思います。