売上に効くコラム

年始ご挨拶2022

新年明けましておめでとうございます。
クロス・ジャパンの黒川信行です。

昨年は大変お世話になりました。
本年も旧年に倍して何卒宜しくお願い致します。

さて、正月三が日は仕事をしながら、
また、休憩も含めて
テレビニュースを見ておりました

東京新橋に「香川・愛媛せとうち旬彩館」という
アンテナショップがございます

こちらで香川県、愛媛県の
郷土色豊かな「お雑煮」を振舞う光景が
放映されていました。

クロスジャパンがある愛媛県は
よくある清まし汁で丸餅のお雑煮です
お隣の香川県は
白味噌仕立てのあんこ餅が
地元で食されているお雑煮です。

渡辺淳一さんの
「これを食べなきゃ-わたしの食物史-」という著書があります。
30年以上前に、ある雑誌に掲載されていたコラムが書籍化されたものです
その中に、お雑煮にまつわる印象的な1本がありました。

「雑煮の夫婦別れ」
〜だが、京都風と東京風ぐらいの違いなら、まだ我慢できる。
この程度の差なら、多少の愛があればのりこえられる。
しかし、香川のあん入り餅だけは困る。
愛する人が、香川風の雑煮しかつくれないとしたら、どうするか。
目をつぶって一口食べたとしても、それ以上は難しい。
おまけに彼女が雑煮の中のあんを旨そうに食べるのを見ていると、
二人はまるで違う人間だと思ってしまうかもしれない・・・・〜

当時香川県高松市に転勤で住んでいた私は、
この白味噌あん餅のお雑煮を試しに食べてみたのです。
一見気持ち悪いような感じですが
食べれば、あんと白味噌の相性がよく
意外においしかった事を思い出しました。

あらためて先入観は駄目だなって思った遠い出来事でした。
2022年は「常識」というものを疑い
「先入観」意識を捨てて
現場主義で頑張ろうと思います。

皆様もこの一年がより良き年になりますよう
お祈りしています。
本年も宜しくお願い致します。