営業の商談方法は多岐に渡る事は周知の通りですが
ある会社の営業マンは、商談の際に
あれもこれも数十品を一度に、商談机いっぱいに並べ
「どの商品にご興味がありますか?」と言ったそうです。
ある取引先の仕入れ担当者が笑いながら教えてくれました。
その担当者は、驚いて
「おたくは一体何を売りたいの?」と逆質問。
その営業マンは笑顔で
「ぜんぶです」
と答えたそうです。
気持ちはわかりますが、余程の事がない限り
十数品が導入決定する事はありません。
これはもう営業ではなく
机上展示会です。
十数品並べたとしても
営業マンの「意志」(これがお勧めです)
だけは欲しかったと思います。
余談ですが、人間の心理として
「決定回避の法則」というものがあります。
人は、「選択肢が多くなると、人の決断力は低下する、決められない」
というものです。
商談する際は
①相手の事情に合わせて
②商品の選択
③そして集中が必要です!