売上に効くコラム

「三上」という思考場面

今日はクリスマスイブですね。

新聞に入るスーバーの折り込みチラシを確認すると
12月22日・・・2社
12月23日・・・4社
12月24日・・・2社 でした。

(いつの新聞チラシが効果的なのかと定かではございません)

このところの輸入鶏肉事情や水産物の高騰も影響してか
どちらともご苦労されたようです。

ローストレッグはほぼ国産鶏のものが多く
その価格には驚きました。

さて、年末のご商談もひと段落し
納品調整も終盤にさしかかっていると思います。
食品メーカーの社長や幹部の方々は
すでに来年の目標、展望を見据えているのではないでしようか。

「三上」という思考場面がございます。
欧陽脩の
「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃ち馬上、枕上、厠上なり」
から、文章を考えるのに最も都合が良いという三つの場面が
この三か所と言う事です。

1. 馬に乗っている時
(今で言えば、新幹線や飛行機、電車、車など)
2. 寝床に入っている時
3. 便所に入っている時

皆様も思い出して頂くと
確かにこの三か所は
冷静に何かを考えうる最適な場所ではないでしょうか。

私もかなり以前から実行しているのですが
この三か所には必ずメモ帳を配置しています
(乗り物はカバンの中ですが)

いくら良い施策やアイデアを思い浮かべても、
すぐに忘れてしまいます。

心理学者エビングハウスによれば
20分後、42%は忘れてしまうようです。

忘れないようにする為に
来年の展望を思い起こす為にも
この三か所にはメモ帳を配置されては如何でしょうか